日本酒は通常ワインやウイスキーのように樽に入れて熟成しないが、福島県西白河郡にある大木代吉本店が手がけるこちらのcuvee 18では、オーク樽の香りにマッチした日本酒を作ってからオーク樽に貯蔵してこちらの日本酒を製造している。いつもの神保町の日本酒バー、85さんで、面白い日本酒があるとオススメされて頂いた。個人的な嗜好には合わなかったが、色々と新しい試みが日本酒造りの現場で行われているのは面白い。
日本酒が好きな人には評価が分かれると思うのは、やはりオーク樽の香りがしっかりとお酒に付いているからだと思う。以前飲んだ勝沼産の甲州を使ったワインで、オーク樽に熟成したものがあったが、そちらにかなり近い味わいになっていた。もしこれをブラインドで出されたら、ワインと答えていたかもしれないくらい。個人的には、スッキリした食中酒か、山廃などの酸味や旨味が乗ったタイプのお酒が好きなので、こちらのお酒を飲むのなら白ワインを注文すると思う。
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