2016年11月4日金曜日

ESPIRITO DE MINAS(ブラジルの地酒)

ブラジルの地酒で一番有名なのは、さとうきびを原料にしたCachaca(カシャーサ)という蒸留酒。その中でも、自分が一番気に入っているのが、このESPIRITO DE MINAS(エスピリットジミナス/ミナスの魂という意味)。




このカシャーサというお酒は、ブラジル全土で作られているが、特にミナス地方のものが美味しいと評判で、よく出回っている。このエスピリットジミナスも、ミナス地方で作られており、普通に大手のスーパーに行けば買える程度はポピュラー。値段は約2,500円(R$80)と、一般的なものに比べると高価。(安いものだとR$10前後くらいからある)ラベルには以前旅行で訪れたOURO PRETOの教会が描かれている。

さとうきびが原料のため、カテゴリ的にはラムの仲間だが、ラムに比べてやや野性味があり、ほんのり甘い。このエスピリットジミナスは、その甘みといい意味での粗野っぽい雑味のバランスが良く、飲み飽きしない。酒税が40%と高いブラジルでは、輸入物のウイスキー等は日本で買う値段の倍くらいはするので、人によっては代用品的な位置付けで飲んでいる。たまに無性に飲みたくなるので、家に一本常備してある。

ストレートで飲む(PURO/プーロ)のはもちろん、炭酸で割って飲むのも美味しい。また、カシャーサに氷とライムと砂糖を入れて作るCaipirinha(カイピリーニャ/ 田舎のお嬢さんという意味)というカクテルは、ブラジルでビールに次ぐくらいメジャー。砂糖とライムにより口当たりが良くて飲みやすいが、ほぼ原液(大体アルコール度数40%くらい)なので飲み過ぎには注意。ブラジル版レディキラーで、3杯飲むと記憶がなくなると言われている。

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