2015年公開のチリ・アメリカ合作映画。実際にチリの鉱山で起きた事故とその救出劇をテーマにしたノンフィクション物。地下700mに閉じ込められた坑夫33人と、その家族の葛藤を描いている。実際に起きた事件だけに、特に南米で働く人には、知識として押さえておきたいという意味で、価値ある映画だと思う。
(映画.comより画像を引用)
映画としては、よくまとまっているものの、題材が明るくないため見終わった後に爽快感とかが残るわけではない。後、エンパナーダ(中南米によくある、肉とかチーズをパイ生地で包んで揚げた、おやつ的食べ物)がよく出てくるのだけれど、日本人には馴染みがないので知らない人は?だと思う。
最後に、実際の33人が出てくるのだけれど、それが映画のキャストと全く似てなくて、よくここまで美化できたな!と感心するレベル。映画なので仕方ないにしても、アントニオ・バンデラスはかっこよすぎるだろ!と思わず突っ込みを入れてしまった。まぁそれらを抜きにしても、鉱山の仕事の過酷さを知る上で、特に中南米に関わる人にはオススメ。
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