2016年11月22日火曜日

Bariloche(アルゼンチン旅行)

ブラジルの飛石連休を利用して、アルゼンチンのバリローチェに行って来た。日本人に馴染みは薄いが、かつてはオバマ大統領も訪問した、アルゼンチン屈指の名門リゾート。スキーやトレッキング等のアクティビティに加え、近隣のParque Nacional Nahuel Huapi(ナウエル・ウアピ国立公園)内を巡るツアーも充実している。しっかりと滞在を楽しむため、最低2泊以上の滞在がオススメ。


いつもは、トレッキングや町歩きを目的に旅をするが、今回は折角の名門リゾート。趣向を変えて、ジャオジャオホテルと言う高級ホテルに泊まってみた。結論から言うと、大当たり。滞在中は天候に恵まれなかったが、このホテルのお陰で、バリローチェに対するマイナスイメージがほとんど無いくらい。日本の軽井沢が一番雰囲気が近い印象。



バリローチェの町から車で30分ほどの場所に位置するこのホテルは、絵ハガキのモデルによく出てくる、バリローチェの顔的な有名ホテル。スイスの山小屋っぽい、木をメインにした建物は、温もりがあるとともに、歴史と風格も醸し出している。非常に高いホスピタリティを感じるホテル。



泊まった部屋は、必要十分な広さ。設備は最新ではないけれど、掃除が行き届いており清潔。何より、部屋の窓から見える景色が、ちょっとした展望台みたいにきれい。生活リズムを崩して、夜明け前に起きて写真を撮ってしまった。



レストランで出てくる料理はいくつか試したが、地元で獲れるマスが特に美味しかった。素材の新鮮さはもちろん、シンプルに焼いただけに見えて、ソースや付け合わせの野菜に工夫が感じられる。南米で食べた料理のなかで、間違いなくトップ3に入る。



このホテルには、いくつかショップも入っており、その中のチョコレートショップがかなり美味しい。Van Wynsberghe(ヴァン・ウィンスベルグ)と言う名前のメーカーで、このホテルにしか店を持っていないらしい。バリローチェはスイス移民が作った町なので、チョコレートも有名だが、このお店のものは、表参道とかにあっても違和感がないレベル。店員さんと仲良くなって、ショーケースにある商品をいくつかこっそり味見させてもらえた。



ホテル回りで参加したアクティビティは、3時間のトレッキングと、国立公園のクルージング観光。トレッキングは、ほとんどアップダウンのないハイキングレベルで、ホテルのすぐ横の湖畔を歩く。ちょっとした散歩にも良さげ。



国立公園内のヴィクトリア島と、PARQUE NACIONAL LOS ARRAYANES(ロス・アラジャネス国立公園)巡るクルーズングは大体出来上がりで7,000円くらいする。ロス・アランジャネス国立公園は、木肌の赤茶色い森が特徴で、かのディズニー映画バンビに出てくる森のモデルになったらしい。




今回は天候に恵まれなかったこともあり、リゾート中心で楽しんだが、機会があれば、今度は登山をしに来たいと思う。ホテルとは少し離れているが、山小屋のある結構本格的な山もあるようだ。雨で展望が期待できなかったので、湖を見渡すカンパナリオの丘に登れなかったのも心残り。バリローチェの町の方も少し散策したが、こじんまりとしたいい町だった。


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