2017年5月16日火曜日

South Africa(南アフリカ旅行)

5月初旬、1週間ほど南アフリカ(クルーガー国立公園サファリとブレードリバー渓谷2日+ケープタウンと周辺観光3日)にふらっと一人旅してきた。日本からは24時間以上かかるが、サンパウロからはそこそこ近く、10時間程度のフライトで行ける。とても素晴らしく、南米とはまた違った意味で発見と驚きのある旅だった。




今回は、初めて南アフリカ航空(スターアライアンス所属)を利用したが、下手をするとLATAM航空よりもしっかりしている。サンパウロのグアルーリョス国際空港(GRU)から、ヨハネスブルグにあるO・R・タンボ国際空港(JNB)までは、18時発の直行便が毎日就航している。行きの便は結構混雑していた。







前半は、世界で3番目に大きい渓谷である、Blyde River Canyon(ブレード・リバー・キャニオン)と、クルーガー国立公園のサファリツアー。Private Krugar Safari社という旅行代理店にグループツアーを申し込み、両方とも約16,000円(R2,000)だった。天気は両方ともあいにくの曇りだったけど、両方とも値段だけの価値はある、訪れるべき場所だと思う。渓谷の方は、ビューポイントを幾つか回るツアーで、場所によっては20分ほど歩くが、スニーカーで全く問題ない整備された道だった。







サファリは朝5時にホテルをスタートして、戻ってくるのは18時過ぎ。屋根のついた車でクルーガー国立公園内を移動しながら、ゾウやキリン、ライオン、シマウマなどの動物を観察していく。日中は28度前後まで気温が上がるが、朝晩は20度を切るくらいで肌寒く、防寒をしっかりしていないと楽しめなかったと思う。どんな動物に出会えるかは運次第だが、ゾウやキリンは結構頻繁に目にしたので、何も見れないということはないと思う。







次に向かったのは、喜望峰で有名なケープタウン。初日は喜望峰を含むケープ半島の1日観光、2日目はケープタウン郊外にあるワインランド観光。3日目は世界遺産にも登録されている、マンデラ元大統領も収監されていた監獄のあるロベン島を観光した。前半の2日間のツアーは、ホテル経由でAfrican Eagle社という代理店にグループツアーで申し込み、約8,400円(R990)だった。



1日目のケープ半島観光は、メインの喜望峰以外にも、ペンギンを見れるボルダーズ・ビーチ(入場料約600円/R70)や、古い町並みの残るサイモンズ・タウン等を巡り、1日フルに活動した。半日観光と1日観光がを選べたが、移動時間もそこそこあり、喜望峰以外も見所が多いので、1日観光がオススメ。天気がとてもよく、半袖でも全く問題なかったが、喜望峰近くの灯台では強風が吹いていたので、ウインドブレーカーは必携。







2日目のワインランドは、3箇所のワイナリーを巡り、それぞれ5種類前後のワインを試飲するという内容のツアー。途中で街によってランチをしたり、観光したりするが、ここはあまり解説等がなく残念ポイント。それでも、とても素敵な街並があり、ワインが好きな人は絶対に訪れることをお勧めする。ケープタウンから距離が結構ある(車で40分〜1時間)ので、ケープ半島と同様にツアーに参加したほうが効率よく回れると思う。







3日目のロベン島は、ウォーターフロント地区の港からフェリーが出ており、所要時間は約4時間。料金は約3,000円(R350)とそこそこするが、訪れる価値がある。結構人気なようで、船は混んでおり、事前にネット等で予約しておいたほうがいいと思う。(今回は、代理店は通さず事前にホテルに頼んで予約してもらった)1時間ほどで島に到着し、バスで島内を巡りながら、監獄だった建物の内部等を見学する。







貧富の差が大きく、いろいろな問題を抱えている点や、様々な人種や文化が混在している点等、南アフリカと南米の共通点を感じつつも、英語が通じたり時間には割と正確だったりと、日本人旅人にはなんとなく嬉しいポイントもあり、また来たいと思わせてくれる素敵な国でした。

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