2019年5月27日月曜日

サンパウロ生活(日々の雑感)

ブラジル観光の際にネックになっていた観光ビザが、617日から免除されるとのニュースが、在東京ブラジル総領事館のHPに掲載されていた。ほとんどの人は事前にビザを申請するという作業になじみがないと思うが、ブラジルは南米で唯一、入国に事前申請のビザが必要な国で、個人での手続きがかなり面倒くさいことで有名だった。


3年ブラジル(サンパウロ)に駐在した身として、ブラジルは本当におすすめしたい。物理的な距離(往復に物理的に3日間必要)の問題に加え、治安でにやや不安が残るものの、日本では考えられないスケールの雄大な自然や、南米らしさを感じる街を楽しめる。そんな中、ブラジル行きの国際便が多く到着するサンパウロについてよく聞かれたので、自分なりの感想をまとめてみた。



サンパウロは軽井沢と同じ位の標高にあるため夏でもエアコン不要で過ごせるくらい気候も良く、日系人が多いので外人扱いされないサンパウロは、和食のお店も多く日本人にとってはとても住みやすい街。大きな美術館(MASP)や公園、ショッピングセンター等、名古屋位発展している。



この街がおススメなのは、南米を旅した人や南米の別の国に住んでいる日本人。比較的安価に和食が楽しめる(SUKIYAがあったり、つけ麺があったりする)ので、南米駐在の癒しとして訪れるにはありだと思う。逆に、日本に住んでいる人にわざわざ来てもらっても、見てもらうものがほとんどない。(日本からの移民の歴史を紹介している日本移民博物館が、ぎりぎり行く価値のあるスポットで、どこかヨーロッパ風で治安が激悪の旧市街には怖くて人を案内できなかった)




海外からブラジルに来るときは、サンパウロのグアルーリョス国際空港(GRU)に到着する便が多いと思うが、日本からの旅行者にはすぐにリオやイグアス等にトランジットすることをおススメする。



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