2019年5月13日月曜日

うぐいすの囀り 生原酒(日本酒124)

うぐいすの囀り 生原酒は、山梨県富士川町にある萬屋醸造が手掛けている日本酒。江戸時代の後期である寛政2年(1790年)に創業している蔵元で、寛政の改革が行われた時代から続いている。創業当時より一力正宗(いちりきまさむね)という銘柄を手掛けていたが、与謝野晶子の詩に感銘を受けた当時の当主が、その詩に出てくる「春鶯囀(しゅんのうてん)」に名前を変更し、今回紹介するうぐいすの囀りという銘柄につながっている。山梨県のアンテナショップで税込1,512円で購入した。


山梨県産の山田錦を使ったお酒で、お米由来か酵母由来か分からないが、しっかりとした濃い甘さを感じる仕上がり。以前飲んだ三好菊から、強烈なパイナップルに似た香りを取り除いた感じで、個人的には甘すぎてしまいあまり好みではなかった。山梨県の酒造好適米である玉栄(たまさかえ)を使ったものもあるとのことで、もし次に試す機会があれば、そちらを飲んでみたいと思う。



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