アビアンカ・ブラジルの買収(ブラジルの航空会社雑感)
久しぶりにブラジルから帰国した友人から、アビアンカ・ブラジルがアズール航空に買収されたという話を聞いた。国土の広いブラジルでは、主な移動手段が飛行機になるので、このアビアンカ・ブラジルを含めてよく飛行機に乗っていた。IATAコードがO6と結構特殊だったこともあり、結構思い出のある航空会社なだけに残念。この買収の結果、ブラジル国内ではlatam航空、アズール航空、ゴル航空の三社の戦いになる。latam航空がワン・ワールド、アズールとゴルはスカイチーム系で、唯一のスターアライアンス加盟航空会社だったアビアンカ・ブラジルの消滅は、ANA派の人にはマイルが貯まらなくなる悲報かもしれない。(この記事を書いている2019年7月時点では、アビアンカ・ブラジルは普通に運営しており、消滅はしていない)
基本的には、フラッグシップであるlatam航空に、LCCのゴルとアズールが攻勢をかけている構図。駐在していた時は、ゴルは国際線も飛ばしてlatam航空と勝負している印象だったが、アズールは比較的マイナーな空港同士を結んでいた。どちらも運が良かっただけかもしれないがほとんど遅れたことはなく、latam航空よりは安いので、ブラジル国内での移動手段としては重宝する。アズールがアビアンカ・ブラジルの路線や空港の発着枠を引き継ぐらしいので、もしアズールが拡大路線を取るなら、もっと競争が進んで、価格もこなれてくるかもしれない。
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