2018年4月1日日曜日

新社会人にオススメする時計

最近は社会人でも時計をしていない人が結構いるが、個人的には以下の理由で時計をつけるべきだと考えている。(イメージとしては30〜40歳くらいの中堅社員の一意見として捉えて貰えばと思う)




1.会話の糸口になる
社会人になると、初対面の人とオフィシャルに話をする機会が増える。そんな時に会話の糸口を探すのは意外と難しく、相手の趣味や興味のありそうな話題を選ぶ能力があると重宝する。そんな時に、自分の経験上、自分も向こうも時計をしていれば、会話が弾むことが多い。特に男性の場合は、時計にこだわりを持っている人が多く、「なぜその時計を選んだのか?」や「敢えてそれを選んだのが渋い」等で盛り上がれる。

2.スマホのバッテリー切れ対策
最近のスマホは電池の減りが結構早く、気がつくと電源オフになっていることもある。今は公共交通機関の駅や街中にも正確な時計があるが、その時間が正確かという保証はない。相手との約束や自分の予定を確認する時に、手元に時計がある方が断然安心できる。一つのモノには、シンプルに一つの機能を持たせるべきだというのが持論なので、スマホは連絡するモノ、時計は時間を知るモノとして、独立して持つ方がいいと思う。

3.相手に与える印象アップ
社会人になると周りの人はスーツを着ていることが多く、印象の差別化が図りにくい。そんな中で、女性であれば身につけるアクセサリーの一つとしての時計、男性であればネクタイか時計くらいが自由に印象を選べるアイテムになる。どこかで、「時計は異性に求めるモノが集約されている」という話を聞いたこともあり、少なくともビジネスではそう思われる可能性もある。相手になるべくいい印象を与えるような時計を選ぶのは、なかなか創造的で面白い。

それでは実際に時計を選ぶとなったら、いろいろと考慮すべきことがあると思う。具体的には、以下4点が検討ポイント。



1.ブランド(国産VS海外)
基本的にそこまでお金を持っていないのが普通の新社会人が、海外の高級ブランドの時計をつけているのは普通はありえない。もしつけているとすれば、例えば実家がお金持ちだったり、仕事以外の稼ぎ口(ギャンブルとか)を持っていたりする可能性を相手に想像させ、一緒に仕事をしていく上でプラス印象に働くことは少ない。それよりも、国産ブランドをつけている方がいい印象を持たれると思う。

2.デザイン(シンプルVS派手目)
社会人として時間を大切にしている、という印象を持たれることはとてもプラスで、時計のデザインも見られている。フランクミューラーのような遊び心のある時計も素敵ではあるが、時間を確認しやすいかと言われると難しい。それよりも、例えば短針・長針・秒針のみのシンプルな3針時計の方が、いい印象を持たれると思う。G-SHOCKは壊れにくいのでいい!という人もいるけど、スーツと合わせるよりジーンズと合わせる方が個人的には似合っているので、あまりオススメしない。

3.素材(金属VS皮革)
これはこっちの方がいい印象を与える、というものはないけれど、汗をかく夏にも気にせず使える金属の方が汎用性が高いと思うので、金属をオススメする。ステンレスとチタンが現在のところの主な素材だが、軽さと金属アレルギーがない観点から、個人的にはチタンが好み。(素材としては、チタンの方が輝きが鈍いので、あまり目立たず控えめな印象を与えると思うが、そこまで顕著な差ではない)

4.ムーブメント(機械VSクオーツ)
時計の駆動方式として、オートマチック(機械)とクオーツがある。価格面ではクオーツの方が安価で、かつ時間の狂いも少ない。また、機械はたまにパワー切れで止まっており、何かと忙しい社会人の最初としては、クオーツの方が安心感があると思う。最近は太陽光で充電でき、電池の交換が長期間不要のソーラーモデルも増えてきているので、そちらもいいと思う。

上記を考慮してオススメするのが、以下の時計。レディースは意外とシンプルなのが少ないので、実質5万円以内で購入できるものに絞って、メンズの時計を紹介する。



1.セイコー スピリット SBTM217(黒文字盤)/SBTM213(白文字盤)
日本が誇るセイコーの腕時計。シンプルな3針に日付が付いているシンプルで見やすいデザインで、ルミブライトも付いており、暗くても時間が確認できる。大きさも39mmと程よいサイズで、文字盤の色が選べるのもいい。本体もベルトも全てチタンでできており、70gととても軽量。ソーラー充電ができるクオーツで、電波で時計を修正してくれるので、時間も正確。これで大体4万円くらいなのは、かなりコスパのいい時計の一つだと思う。もし自分が若手社員にオススメ時計を聞かれたら、まずはこの時計をすすめる。


(画像はアマゾンから引用)


(画像はアマゾンから引用)

2.シチズン アテッサ ATD53-2846(黒文字盤)/ATD53-2847(白文字盤)
セイコーと双璧をなす日本ブランドのシチズンによる腕時計。こちらはアラビア数字を文字盤にあしらっており、他はセイコーと同じ3針・日付つき文字盤にルミブライト。大きさは1mm小さい38mmと最近の時計から見ると少し小さい印象かもしれない。全てチタンなのは同じだが、こちらは87gとやや重いが、腕時計としては十分な軽さ。こちらは少し安くて3.5万円ほど。基本的なスペックはほとんど同じなので、あとはデザインがどちらが好みかによるかと思う。


(画像はアマゾンから引用)


(画像はアマゾンから引用)

3.オシアナス OCW-S100-1AJF
カシオが展開する時計ブランドの一つであるオシアナス。青を基調としたデザインで、若いビジネスマンがたまに着けているのを見かける。こちらも他の2つと同じように、3針日付つきのフェイス、チタン製で軽量、値段は約4.5万円ほど。純粋な時計メーカーとは必ずしも言えないが、G-SHOCKの流れを汲んでいるだけあって、衝撃にも強くハードな使用にも耐えると思う。

(画像はアマゾンから引用)

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