2019年4月1日月曜日

社会人にオススメする時計

ちょうど1年前に、新社会人にオススメする時計という記事を書いた。あれから1年経過し、改めて周りを見渡して見ると、若い人の時計離れはますます進み、時計をしていない年齢層も上がってきている印象を持つ。そんな中でも、社会人として時計をすることをオススメする気持ちは変わらず、最近の流れは一人の時計好きとしては寂しい限り。



時計好きにとって、新作時計が発表される2つの展示会(毎年1月にスイスのジュネーブで開かれるSIHH(ジュネーブサロン)と、毎年3月に同じくスイスのバーゼルで開かれるバーゼルワールド)は、購入できるか否かに係らず楽しみなイベントになっている。高級ブランドの華々しいコレクションが発表される場所というイメージが強いが、たまに自分の好きなチタン製時計も発表される。ビジネスマンとして実用的な時計が欲しい自分としては、チタン製の軽い時計を推している。

しかしながら、ネットで調べてもチタン製の時計がまとまっているページがなかったので、社会人にオススメする具体的な時計のリストとして、また自分のメモも兼ねて、現時点(20193月末)でのチタン製時計をまとめてみる。条件としては、新品で現在購入できるもの、ブレスレットがチタン製で軽いものの2つとした。(個人的なこだわりを言えば、デイト表示があり、クオーツで駆動するもの、と入れたかったが、あまりにも限定されるのでこの2つは除外。また、以前おススメした時計は除外しているため、数十万円の時計が中心となっている)

1.CITIZEN
日本の時計メーカーCITIZENが手掛けているラインには、いくつかチタンのモデルがあるが、今一番気になっているのは、文字盤に和紙を使用したAQ4030-51Eというモデル。こちらは黒文字盤で、3針・デイト表示有のシンプルなモデル。エコドライブという光を電源とするクオーツで、電池交換が不要。重量は87gとストレスフリー。実売価格としては税込みで3132万円ほど。AQ4030-51Aという白文字盤のバージョンもある。

(画像はCITIZEN 公式サイトより引用)


2.GS(Grand Seiko)
日本の時計メーカーのSEIKOが手掛けている高級ライン、Grand SeikoGS)は、最近高級感を前面に押し出してきており、価格も上昇気味。そんな中で、SBGV231というモデルが気になっている。高級時計ではあるものの、販路拡大のためかビックカメラ・ヨドバシ等の家電量販店でも販売しており、実売価格は30万円程。
スペックはCITIZENのものと大変よく似ている。重さは85g、黒文字盤の3針・デイト表示有のシンプルフェイス。電池式のクオーツである点が、エコドライブのCITIZENとの違い。現実的な選択肢としては、CITIZENかこのGSのモデルの二択だと思う。 

(画像はGrand Seiko公式サイトより引用)

3.HUBLOT (ウブロ)
スイスのジュネーブ北部にある街ニヨンで1979年に創業された比較的新しい高級ブランド。伝統ある機械式時計というよりも、セレブが愛用するファッショナブルな時計というイメージで、様々な素材を使用したモデルで有名。
ケースやブレスレットまで全てチタンでできているこちらのクラシック・フュージョンというモデル(510.NX.1170.NX)で、 黒文字盤の3針・デイト表示有の自動巻で42時間のパワーリザーブ。重さは調べても出てこなかったが、ケース径45ミリと大型のため、CITIZENやGSほどは軽くないものと思われる。実売価格は約70万円程度。

(画像はウブロ公式サイトより引用)

4.BVLGARI(ブルガリ)
イタリアのローマで1884年に創業した高級ブランド。日本やブラジルはもとより、世界中の空港の免税店で必ず商品を見かけるほどの誰もが知っているブランドで、時計も自社(スイスに工房あり)で本格的に手掛けている。
薄いグレーのブレスレットまでチタンでできたこのオクト フィニッシモは、自動巻きでありながら薄さ2ミリ、ケースの厚さも5ミリと世界最薄レベル。デイト表示はないがシンプルなフェイスで、名前の由来となった八角形の形が特徴的。重さは調べた限り分からなかったが、自動巻きでここまで薄いのであれば、100gは切ってくるのではないかと思う。お店で買うと約160万円。

(画像はブルガリ公式サイトより引用)

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