先日紹介した秋田県の稲庭うどんで有名な湯沢市には、もう一つ日本酒の蔵元として有名な両関酒造がある。オーセンティックなお酒を造っているイメージでいたが、最近になって杜氏が変わったらしく、いつもの神保町の85さんで勧められて飲んだこの「純米酒 青時雨 瓶火入れ1回」の味わいにはとても驚かされた。
限定流通商品らしく初めて見かけたが、生酒のようなフレッシュさに優しいお米の甘さが加わった芳醇旨口のお酒で、バランスも良く万人受けしそうなタイプに仕上がっている。香りも落ち着いているが薄くなく、初めて日本酒を飲む人にもお勧めできそう。歴史ある蔵元から、ある程度最近の日本酒トレンドを取り入れたお酒が出てくるのはおもしろい。
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