2017年2月2日木曜日

SALVADOR(ブラジル国内旅行)

ふと思い立ち、2017年1月にブラジルの最初の首都であるSALVADOR(サルバドール)に一人旅してきた。金曜日の夜出発、日曜日の昼に戻ってくる、週末を使った強行軍。京都の寺社が教会に置き換わったような雰囲気の街で、250年間の首都であった間に作られた歴史ある街並みは、世界遺産にも指定されている。



サンパウロの国内線専門のコンゴーニャス空港(CGH)から、アビアンカ・ブラジル航空を使って約2時間半で、サルバドール国際空港(SSA)に到着。サンパウロからサルバドールは、他にもLATAM航空、GOL航空、AZUL航空が就航しており、出発時間の選択肢も大変多いので、自分のスケジュールに合わせた柔軟な計画が組める。



実際に行ってみると、観光の目玉である教会群はセントロの歴史地区一箇所にまとまっていて回りやすい。まずは、サルバドールといえばこの写真が出てくるLargo do Pelourinho(ペロリーニョ広場)。マイケル・ジャクソンのPVにも出てきたことがあるらしい。目の前のパステルカラーの教会は、Rosario dos Pretos(ホザリオ・ドス・プレトス教会)。質素な作りで、拝観料は約100円(R$3)だった。





そこから南に歩いていくと、教会に囲まれたLargo Terreiro de Jesus(ジェジュス広場)に出る。Igreja de Sao Domingos Gusmão(サン・ドミンゴ教会)やCatedral Basilica de Sao Salvador(バジリカ大聖堂)等が見所。これらの教会は入ってないので、外見のみ。





そこからちょっと奥に入ると、多分サルバドールで一番有名なIgreja de Sao Francisco(サン・フランシスコ教会)がある。黄金の教会とも呼ばれており、こちらは拝観料が約200円(R$5)だった。黄金以外にも、ポルトガル・タイルを使った回廊も美しい。横に立つ教会も荘厳なレリーフが美しく、人もあまりいないが展示が充実しており一緒に回るのがオススメ。なお、拝観料は別途約200円(R$5)が必要。







セントロでは最後にもう一つ、港のある下町と教会群のある上町をつなぐ、Elevador Lacerda(ラセルダ・エレベーター)があり、一回5円(R$0.15)で乗れる。横には官庁としても使われていた、Palacio Rio Branco(リオ・ブランコ宮殿)が建っている。





セントロ以外では、こちらもサルバドールで願い事が叶う奇跡の教会としてかなり有名な、Basilica do Senhor do Bonfim(ボンフィン教会)がセントロから北に車で20分ほどのところに建っている。ミサンガの起源とも言われるFita(フィタ/リボンという意味)が、たくさんの願い事と一緒に風にはためいている景色は壮観。





セントロから反対の南に行くと、Farol da Barra(バーハ要塞)がある。サルバドールを守る要塞で、中は博物館になっている。入場料はちょっと高めの約500円(R$15)だが、灯台の上から見える海岸の景色はちょっとしたもの。





泊まったホテルもこの地区にある。見て回った範囲では、このBarra地区がレストランが充実しており、治安も良さそう。また、金曜深夜に空港からのタクシーを使った以外は、基本的にUberが使え、値段もかなり抑えられたので、ブラジルの携帯を持っている人にはオススメ。ちなみに、公共タクシーは青と赤のラインが入っている。



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