竹鶴 PURE MALTは、日本のニッカが手がけているウイスキー。一時期テレビドラマの影響で火がついた日本ウイスキーが、国際コンクールなどでさらに品薄になった結果、価格の高騰を招いており、以前は12年ものとしてニッカの入門ブランドだったこの製品も、ノンエイジのPURE MALTに変更になった。価格も従来の製品から値上がりし、約4,000円のそこそこ高級品になっている。以前と比べてしまうと、どうしてもクオリティやコスパが下がった印象が拭えず、もう一度買うかと言われると多分NOだと思う。
もともと12年ものがコスパに優れた素晴らしいウイスキーだったのだが、こちらのピュアモルトになって飲んでみて、コスパの良さは消えてしまった。絶妙なバランスとスモーキーな香りがニッカのウイスキーの特徴で、他の日本ウイスキーにはなく好きだったのだが、こちらの製品はかなりまろやかに飲みやすくなっている。これなら、もちろん個人の好みもあると思うが、自分はアイラ島のシングルモルトの方がスモーキーさを味わえていいと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿