日本で有名なアウトドアブランドのパタゴニア。その語源は、風の大地とも呼ばれる、南米大陸のパタゴニア地方。南緯40度以下の場所を指し、アルゼンチンとチリの2国にまたがっている。そのアルゼンチン側の一部を、ブラジルのカーニバル期間(2016年2月6日〜10日)に一人旅してきた。今まで行った中南米の地域の中で、ベスト3には入るオススメの場所。
サンパウロからは飛行機で約半日。アルゼンチン航空(スカイチーム)を利用し、ブエノスアイレス(AEP)経由で、最寄りのエルカラファテ空港(FTE)に到着。アルゼンチンのフラッグシップであり、よく遅れると有名らしいが、ほぼ定刻に到着。機材は新しくないが、他の航空会社に比べ値段は安く、帰りも利用したがそこまで不便は感じなかった。
1. Los Glaciares氷河
今回は3カ所でのトレッキングが目的。1つ目は世界遺産にも登録されているLos Glaciares(ロス・グラシアレス/スペイン語で氷河群という意味)。世界で3番目に大きい氷河で、空にも負けない透き通った青が美しい。訪問したのが夏(南半球では12月〜2月)だったので、氷柱の崩れ落ちる雷みたいな音を3度も聞けた。氷河の上を歩いていても感じる圧倒的な氷の壁に言葉を失った。
2. Fitz Roy 山
2つ目は、アウトドアブランドのパタゴニアのマークにもなっている山、Fitz Roy(フィッツロイ)。展望スポットまでトレッキングルートを進む。エルカラファテの街から車で2時間ほどの場所にあるエルチャルテンが拠点。そこから約半日のトレッキングは、危ない岩場や鎖場のない易しいルート。スニーカーでも大丈夫そうな道だった。展望スポットのひとうである湖畔にはキャンプサイトがあり、そこで自炊している人も。
3. Cerro Torre 山
3つ目は、ちょっとマイナーだけどCerro Torre(セロ・トーレ)。塔のような山が凛々しい。2つ目と同じく、エルチャルテンが拠点。この山を臨むトレッキングルートはFitz Royに比べバックパッカーが多かった。日帰りではあったものの、本格的なトレッキングの雰囲気を味わえた。 念のためガイドをお願いしたが、ルートははっきりしており不要だと今になって思うくらいルートは明確。距離は結構あるので、どちらかというと、トレッカーもしくは、時間がある人向きのオプション。強風が吹き荒れるため、防寒着は必須。
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