2011年に公開された日本映画。舞台は日本の北アルプス。山岳救助ボランティアの主人公と、山岳救助隊(警察)に所属するヒロインの交流と成長が、様々な事件や出会いを通じて描かれる。石塚真一氏による同名漫画が原作で、山の美しさ・楽しさと怖さが同時に味わえる。
個人的にこの作品の一番の魅力は、登場人物に共通する「山バカっぽさ」だと思う。主人公やヒロイン以外にも、山小屋の主人や、救助ヘリのパイロット等、山関係者が登場する。それぞれの言葉が優しかったり厳しかったりするけど、人による表現の差があるだけで、全ての言葉の裏には、「山が好きだ」という気持ちが感じられる。
実際の山岳救助とは違いがあるかもしれないが、エンターテイメントとしてかなり好きな映画。山をやる人はもちろんの事、やらない人にとっても楽しめる映画だと思うのでおすすめ。あと、この映画を見て、小栗旬のファンになりました。
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