ブラジルの前首都、Rio de Janeiro(ポル語では、ヒオデジャネイロ、通称ヒオと発音する)には、仕事も含めると既に5回以上は行っている。そんな中、何人かの人をアテンドして得た経験と写真をもとに、リオの観光ルートを紹介する。ちなみに、なぜかあまり知られていないけど、サンパウロとリオは空路で1時間もかからず、また飛行機も20分おきくらいに3社くらいが飛ばしているので、最悪サンパウロから日帰りでも行ける。
まず午前中は、リオのシンボルでもあるキリスト像(正式名称はコルコバードの丘)に行くのがオススメ。午後になると逆光になり、綺麗な写真が撮りにくくなる上、人混みが激しくなる。キリストと同じポーズで写真を撮るのが定番。2016年10月現在は、FreeのWifiが飛んでいたので、SNSに写真をアップすることもできる。(下の写真は、スケジュール合わず午後行った時のもので、悪い見本)
ちなみに、キリストを背に向けて撮るリオの海側の景色の方が、個人的にはリオ独特で気にいっている。ここにしかない景色が広がっており、世界遺産としてのリオの顔なのかもしれない。
キリスト像の足元までの行き方は主に2つあるが、宿泊先等の状況によってオススメは変わる。一つはコパカバーナ海岸の公園から出ているVan(ミニバス)に乗る方法。こちらは、前日にコパカバーナ海岸のホテルに宿泊している人にオススメ。ミニバスに乗った同じ場所に帰ってきてくれるので、終わった後も楽。
もう一つは、Cosme Velhoと云う場所からケーブルカーで行く方法。こちらは、当日の朝とかに飛行機でリオ入りする人、もしくはキリスト像までに行く雰囲気を味わいたい人むけ。タクシーでCosme Velhoまで行く必要あるので、言葉が出来る人が一緒の方が望ましいと思う。
進行方向向かって右側(登りを背にする座席)が眺めがいいので、写真を撮る人向け。なお、ケーブルカーは当日行っても大体混んでいて、すぐに乗れることはないので、ネットでの予約がオススメ。(以前友人を土曜日に案内した時、3時間待ちと言われた経験あり)両方とも、大人約2,000円/R$68で、遅い時間等、時間帯によっては割引がある。
キリスト像を見終わったら、海岸の方に出てくる。リオで有名なビーチといえば、コパカバーナ海岸とイパネマ海岸。前者はどちらかというと観光客向け、後者はCarioca(カリオカ/ポル語でリオの人、という意味)向けと云う印象。ちなみにコパカバーナは人口の砂浜らしい。敷き詰められたタイルの模様が美しく、バッグ等のデザインにも使われるくらい有名。時間にもよるが、昼食の前後で、このビーチに座って、ゆっくりとビールやココナッツジュースを飲み、時間を忘れるのもいいかと思う。
コパカバーナでゆっくりした後は、リオのもう一つの観光名所、Pao de acucar(パオン デ アスーカ/砂糖パンという意味)に行く。2本のケーブルカーで登れる標高約400mの岩は、海に突き出ており、そこから見る景色もまた絶景。入場料は約2,300円/R$76とやや高いが、それだけの価値はある。トレッキングやクライミングも楽しめるらしいが、暑いので基本的にはケーブルカーしか使ったことがない。
地上と2つの岩の間を、二本のケーブルカーがつなぐ。天候が悪化して1回だけケーブルカーが止まったことがあるので、悪天候でスケジュールが厳しい時は、もしかしたらやめた方がいいかもしれない。こちら側からは、天気が良ければキリスト像を見ることができる。少し雲がかかっている景色も趣があり、夜景はまだ見たことがないが、一度は観てみたいと思わせてくれる。
この他にも、リオのカーニバル会場や、マラカナンスタジアムなど見所は幾つかある。しかし、もし1日しかないのであれば、今回紹介したキリスト像⇒コパカバーナ海岸⇒パオンデアスーカのルートをオススメする。
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