サンパウロには空港が2つある。主に国際線が発着するグアルーリョス空港(GRU)は、サンパウロ市内から車で1時間(渋滞ない場合)とやや遠い。仕事・プライベート含め、かなりの頻度で利用している。もう一方のコンゴーニャス空港(CGH)は、市内からは20分(渋滞ない場合)と近いが、滑走路が短く小型機しか離着陸できない。そのため、ほとんどブラジル国内線。リオやイグアスの滝に行くときに使うほか、少しだがブエノスアイレス行も運航している。
今回はグアルーリョス国際空港のターミナル3を紹介する。ワールドカップの時に大急ぎで建設された国際線用のターミナルで、中南米各国へのフライトはこのターミナル3から出発する。新しいためきれいだが、ショップの充実度はそこそこ。ちょっとしたブラジル土産を買えるお店もあるし、DUTYFREEもあるけれど、個人的にはサンチャゴやブエノスアイレスのワインや、観光立国のリマの空港の方が充実していると思う。
他にもターミナル2(LCCか国内線、もしくは帰国した際の到着ターミナル)やターミナル1(貨物用、今まで1回も使用したことなし)があるが、ターミナル2は建物もお世辞にもきれいとは言えない。しかし、一番の違いはラウンジの充実度である。
ターミナル2には、スターアライアンスのメンバーが入れる小さなラウンジと、ダイナースやプライオリティパスで入れるGOL航空運営のラウンジの2つしかない。対するターミナル3には、5つある。その中でも一番よく使うのは、One world加盟のLATAM航空のラウンジ。食事も結構充実しており、仮眠室やシャワーもあるので、クオリティは十分。1階がショップで、2階が丸々ラウンジになっている。
他にも、ダイナースで入れるラウンジだけは1回使ったことがある。普通のラウンジ。最近ダイナースは、ブラジル国内でのラウンジ利用に課金をしだしたので、有料になって以来、1回も入っていない。ラウンジにただでは入れるのがメリットなのに、ブラジルでの存在価値を問われるサービスの改悪だと思う。同じくone world系のアメリカン航空のラウンジAdmiral Clubもあるが、やはりTAMの本拠地なので、なんとなく豪華そうなLATAM航空のラウンジに入ってしまう。
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