2016年10月14日金曜日

Rotring Tikky2(ボールペン)

仕事中の胸ポケットには、いつもROTRING社のTikky2(ロットリング社のティッキー2)を挿す。自分の記憶力を信じていないので、急な依頼やちょっとしたアイデアのメモのため使う。よく考えると、学生時代は主にシャープペンを使っており、ボールペンを本格的に使い始めたのは社会人になってからだ。今のペンに至るまでは、色々と浮気をしてきた。




1.ROTRING  ARTOS  4 in 1
最初の方は、三色ボールペンのような多機能ボールペンを使っていた。このARTOSはグリップのデザインがオシャレで一目惚れして購入。買った時は大体3,000円くらい。ARTOSのおかげで、ROTRING社を知ることができ、今のTikky2につながっている。この会社はドイツの筆記具メーカーで、社名のROTRINGがこの会社の製品に必ずついている、赤い輪を意味するドイツ語であると、後になって知った。



機能としては、赤・青・黒のボールペンと、0.7mのシャープペンを内蔵。出したい色を上にしてノックすると、その芯が出てくる少し変わった作り。しかし、よく使う黒と赤のインクの減りが異常に早く、替芯の購入が面倒になってきたので、次のペンを購入。ちなみに現在、ARTOSは終売品だが、後継モデルのマルチペン 4 in 1が出ている。



2. TOMBOW DESIGN SERIES 
次に購入したのは、日本の文房具メーカーのトンボがリリースしていたデザインシリーズ。このタイミングで、ボールペンは黒or青の一色しか持っていなくても問題ないことに気づいた。そのため、単色で、デザインのかっこいいものや、携帯性の高そうなモデルを購入して使ってみた。ちなみに現在では、両方とも終売品。結果、グリップが自分に合う、オーソドックスなペンが自分に合うのではないかと考えるようになって、次のペンを購入。

オールアルミ削りだしのZOOM2000は、西暦2000年を記念して作られたモデル。見た目が気に入って購入。当時1万円ほど。かっこいいデザインなのだが、グリップがやや細身で、かつアルミのため滑りやすく、長時間の筆記がしにくいので、段々と使わなくなってしまった。このモデルのおかげで、グリップが自分に合っているか?がボールペン選びで一番重要なことに気づいた。



アウトドアでの使用を想定したXPAは、ペン自体が伸縮するという携帯性の高さが売り。こちらもアルミで出来ている。アウトドアではある程度使えるのだが、落とす怖さもあり、なかなか持っていけなかった。仕事で使うときには、使う際の引っ張ったり戻したりのワンアクションが面倒になり、段々と使わなくなってしまった。




3.MONTBLANC  Star walker
海外にいる時に、知り合いのおじいさんが何気なく使っているのを見て、そのかっこよさに一目惚れ。確かフランクフルトの免税店で購入。価格は忘れてしまった。モンブランといえば、世界の主要空港の免税店なら大抵見かける。筆記具の中で知名度は世界一かもしれない、ドイツのブランド。そのブランドの、スターウォーカーというボールペンを購入して使ってみた。



シンプルで飽きのこない落ち着いたデザインで、素材のレジンも滑りにくく、グリップも申し分ない。しかし、買って使ってみてわかったことだが、ペン自体が結構重いため、長時間このペンで書き物をしていると、手が疲れる。また、クリップの力が強く、胸ポケットに挿して運用すると、シャツの生地を傷める。これも使わなくなった原因の一つ。



4.ROTRING Tikky2
色々と試した結果、「軽くて、自分の握りに合いかつ滑りにくいグリップ」を持つボールペンが、自分にとって価値あるボールペンだと気づいた。そして行き着いたのが、このロットリングのティッキー2。プラスチック製の本体は軽く、グリップは波状になって滑りにくい。また、デザインもシンプルでクセがなく、クリップも程よい強さ。



現在このTikky2は終売品になっており、後継のTikky3が販売されている。試しに購入して使ってみたが、グリップがゴムのため劣化。使うと指がべたつくようになり、結局お蔵入り。ここから、グリップがゴムのものは、今後の購入検討対象から外れた。一応このティッキー2は、未使用品を予備にもう1本を持っているが、無くさないように注意深く使っている。できれば完全に赤い輪が消えてしまうくらいまで使い込んでいきたいと思っている。

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