2017年3月13日月曜日

スイート リトル ライズ(映画)

スイートリトルライズは2009年公開の日本映画。結婚して3年目の夫婦が、静かすぎる現在の距離感に不満を持ち、お互いの不倫を通じて、相手の気持ちを探っていくというお話。原作の江國香織による同名小説は未読だが、一応ジャンルとしては恋愛もの。映画自体は好みが分かれる作品だと思う。


(画像は映画.comより引用)



IT企業に勤める夫(大森南朋)、テディベア作家の妻(中谷美紀)、夫の浮気相手である大学時代の後輩(池脇千鶴)、妻のファンである浮気相手の青年(小林十市)が主な登場人物。彼等は皆、一様にどこか歪んでいる。その違和感をずっと感じながら、心が通い合っているともずれ違っているとも言えない、ねじれの人間関係が展開していく。



(画像は映画.comより引用)

もしかしたら男女の感じ方の違いがあるのかもしれないが、うまくかみ合わない夫婦の仲を、不倫という外部からの刺激で正常化(何が正常、という問題はあるけれど)しようとしている姿を描いているのかもしれない。個人的にはこの作品で池脇千鶴を知り好きになった思い出の作品。深夜にぼーっと見るのがオススメ。


(画像は映画.comより引用)

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