岩村もみじ屋は、広島県廿日市市にある和菓子店。厳島神社が鎮座する宮島にあり、明治末期に創業している、宮島名物もみじ饅頭の老舗。わかりにくい場所(厳島神社からの距離は近いが、神社裏の路地っぽいところ)にあるため、知らないと気づきにくい立地。明治末期に創業し、昭和9年に初めてつぶあんを使ったもみじ饅頭を世に出したお店。厳島神社を訪れた際、周辺をぶらついていて偶然発見した。そこまでもみじ饅頭に詳しいわけではないが、よくお土産などでもらうもみじ饅頭とは一線を画するおいしさだった。
こちらのつぶあんのもみじ饅頭は、皇族の高松宮殿下が1934年5月(昭和9年)に厳島神社を訪問した際に、こちらのお店の店主につぶあんのもみじ饅頭がないか?と質問されたことがきっかけで誕生した。お店の前で出来立てのつぶあん・もみじ饅頭を頂いたが、上品な甘さで、べたついておらず、口の中から甘さが溶けていく。一つ90円。、箱に入ったもの以外にも、少し形の崩れたものが6個入り480円(1個当たり80円)で販売しており、思わずお土産用に2袋購入した。こしあんのほうもすっきりした甘さで、ベーシックなおいしさ。ネットショッピングにも対応している。
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