2018年1月26日金曜日

ザ・サークル(映画)

ザ・サークルは2017年公開のアメリカ映画。ソーシャルネットワークの大手サークル社で働く主人公(エマ・ワトソン)が、自分の24時間を共有するプロジェクトを通じて、つながり続けることに対する違和感とインフラ化していくソーシャルネットワークの思惑に切り込んでいくお話。ジャンルとしては一応サスペンス。サークル社がソーシャルネットワークを通じて支配を広めていく様子に対して、こうすべきだ!という主張やメッセージがあまりないため、あっさり風味な作品。エマ・ワトソンが好きな人ならスクリーンで見ても後悔しないと思うが、正直なところ映画館まで行かなくても良かったとも思う。


(映画.comより画像を引用)

キャストは主人公を筆頭に、トム・ハンクス(最初は全然気が付かなかった)がサークル社のCEOを好演しており、脇を固める人々もキャラがしっかり立っていて見ていて飽きなかった。脚本も110分にしては要所を押さえてしっかりまとまっており、オチがやや軽めだったけど、見ていて眠くはならなかった。久しぶりに映画館で見た作品。今風なテーマ、キャストと脚本のバランスの良さから、こじんまりとまとまった佳作との印象だが、映像にそこまで派手さがなく、パンチに欠けるためテレビで見てもそんなに差がないような気もする。

(映画.comより画像を引用)

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