2018年1月2日火曜日

酒魂 手取川 純米吟醸 ひやおろし(日本酒12)

すでにこのブログで何回も取り上げている、石川県の日本酒、手取川。今回は、例年9月に発売されるひやおろし(冬~春にかけてに作った日本酒を、夏の間熟成させて、秋に販売する。別名秋上がりとも)を試してみた。東京ではなかなかお目にかかれないが、石川県にある酒販店にて予約を受け付けており、8月に石川県に行った際に予約して、東京に郵送してもらった。生酒なので、チルド便になり、少し送料が高くなる。基本的にひやおろしにハズレなしだと思っているが、手取川は例年純米吟醸で、2,000円前後で出してきており、今回も同様のスペック。価格帯だった。

 
普段の手取川よりも、より一層の甘みと落ち着いた味わいを感じる。最初はしっとりと米の旨みが口の中に広がるが、後はあまりひかずに、後味すっきり。和食であればほとんど問題なく合わせられそうな印象。ひやおろしは基本的には生酒なので、開封すると風味が変わりやすく、一本購入すると飲みきるまでに味が劇的に変わる可能性がある。これは、2日に分けて飲んでみたが、そこまで味の変化はなく安定していた。スキュリューキャップが多い日本酒の4合瓶で、手取川は頑なにキャップを採用しているのも、ゆっくり飲むことを前提にしているようで気にいっている点の一つ。



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