2018年1月4日木曜日

ひやおろし 純米吟醸 のとざくら(日本酒14)

ひやおろし 純米吟醸 能登桜(のとざくら)は、石川県珠洲(すず)市蛸島にある櫻田酒造が醸す日本酒。蛸島は能登半島の先端にある島で、そこの漁師町で大正時代から酒を醸している蔵元。家族経営の小さな蔵元で造られる日本酒は、地元での消費率が90%と、ほとんど県外には出回らない日本酒で、蔵元に行った時にも、運が悪いと品切れだったりする。通常は2銘柄しか取り扱っていないが、秋の限定商品であるひやおろしとして、今回紹介するのとざくらを販売している。値段は、確か2,000円程度だった。


基本的にここの蔵元のお酒は芳醇旨口で、ロックで飲んでも違和感がないくらい濃いお酒だが、ひやおろしであるこの「のとざくら」は落ち着いた感じであるものの重すぎず、やや甘口よりではあるもののバランスのいい味に仕上がっていた。後味もすっきりしており、料理の邪魔をしないので、食中酒としておすすめできそう。


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