たけのその 熊王決定戦 は、佐賀県鹿島市にある矢野酒造が手がけている日本酒。創業は寛政8年(1796年)と200年以上の歴史がある名門の蔵元だが、年間の生産は約350石とかなりの少量仕込。神保町の日本酒バーで頂いたが、今年トップ5に入るくらい好きな味の「日本酒だった。この蔵元のお酒は初めて飲んだが、佐賀県のお酒のポテンシャルを感じさせてくれる美味しさだった。
寿限無という福岡県で開発された酒造好適米を使用しており、佐賀県のSAWA1という酵母を使用しているからなのか、辛口の造りなのにメロンのようなフルーティな香りがほんのりしてくる。この香りと味わいのバランスが絶妙で、ボディはしっかりしている辛口のすっきりしたお酒なのに、辛口すぎない。パンダの銘柄で有名な蔵元らしいが、ぜひ他のお酒も試してみたくなる美味しさだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿